性転のへきれきの小説をキーワード別に分類してみました

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性転のへきれきTS文庫と日英TS文庫の合計の作品数が約84に達し、作者の私でさえ題名と内容があやふやになってきました。例えば同時期に出版された「偽装のカップル」と「ハンサムすぎる友人」はともに主人公(美少年系)の相手役(長身イケメン)が親友というBL的設定であり、あらすじを読まないとどちらがどちらか分かりません。

読者の視点で考えると、例えば「制服はジェンダーレス」を読んで、主人公が女子高生になる小説をもっと読みたいと思った場合、全作品のあらすじを読んで推測する以外に方法が無い状況が最も問題だと気づきました。

そこで、この性転のへきれきHPの作品紹介ページを、TSカテゴリー別に分類する作業を実施してみました。結果は以下の通りです。同じ作品が複数のカテゴリーに跨る場合があるので合計数が多めになっています。性転のへきれきHPのトップメニューの該当カテゴリーをクリックすれば、そのカテゴリーの作品の紹介記事がリストアップされます。

カテゴリー 作品数
監禁・呪縛 22
OLになる 21
日英TS文庫 18
SF 17
女性が支配 12
女子高生になる 8
夫婦逆転 7
女優・作家 6
レズビアンMTF 4
女子大生になる 4
純文学 4
BL 3
冤罪 3
女装バイト 3
ポケモンGO 2
憑依 2
看護師になる 2
クラシックTS 5
同性婚 1
小説の書き方 1

例えば、主人公が何らかの理由で一般職OLの服装で働くことを強いられる小説を読みたいと思えばトップメニューで「OLになる」をクリックすると、以下の紹介記事のヘッド部分が表示されます。

意外に多かったのがSF要素を含む小説(いわゆる「リアル系」以外の小説)で、以下の通りでした。

主人公が女子高生の制服で登校することを余儀なくされる小説は思ったより少ないという結果でした。

但し女子大生になることを強いられる小説が別に幾つかあります。

「夫婦逆転」は「女性が支配」と区別しにくい小説が多いのですが、一応以下の通りになりました。

予想以上に多かったのは監禁や呪縛が絡む小説で22作品もありました。

そのうちにカテゴリー別のレビュー記事を投稿したいと思います。


これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。

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