女性上司の妻になった男(改訂再出版)

桜沢ゆう性転のへきれきシリーズの性転換小説「女性上司の妻になった男」を改訂再出版しました。

元々「女性上司の妻になった男」として2016年2月に出版した小説ですが、2017年に「支配する女(副題:女性上司の妻になった男)」にタイトルと表紙を変更した経緯があります。

今回は楽天Koboで小説の無料版(前編)を出版するにあたって改めて校閲とマイナーな変更を行い、表紙も刷新して原題「女性上司の妻になった男」として再出版したものです。

ストーリー的には同じですので、重複購入されないようご注意ください。

今回入念な校閲を行いましたが、むしろ読者として没入しました。自分で書いた小説でもそれは2年半も前の自分ですので、非常に新鮮に感じました。一見支配的に見えて主人公に負けないほど従属的な側面がある女性上司との心と体の触れ合いが、レズ的な感性で生き生きと描かれていると思いました。

終盤で、小芝のお母さんと小芝の娘が結ばれるように主人公が骨を折るシーンでは、主人公の小芝、お母さん、娘への想いがこみ上げて来て、熱い涙が頬を伝いました。

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本郷咲良(サクラ)は23才の美少年系で国際営業部営業第2課の社員です。

直属の上司は小芝玲央という元ミス東京で1位を逃した35歳の長身美女で、超一流大学卒、TOEICも920点です。最年少課長になるのも近いと噂されているエリートです。

部下は新入社員の藤丘慶子。帰国子女でちょっと生意気。大学は小芝玲央の後輩で英語はペラペラ、小芝と同身長の美女で、話していても賢いのがミエミエ。本郷咲良は、数年もすれば慶子の方が自分の上司になって自分は慶子に敬語でしゃべる羽目になるのではないかと内心気が気ではありません。

これは性転のへきれきシリーズの長編小説ですので、本郷咲良が慶子にこき使われる立場になりそうなことは読者にとっては一目瞭然。シリーズの他の作品にもありましたが、OLにされそうな予感が……。

本郷は12歳も年上の小芝課長代理に秘かに憧れていました。ある日、客先訪問の帰りに小芝から誘われて食事に行くと、信じられないことを頼まれます。両親が翌日上京することになったので、フィアンセとして両親に紹介したいとのことでした。

夢のような話に二つ返事で飛びついた本郷でしたが、女性上司の両親との食事の場にフィアンセとして出席するにあたってどんな服装で行くかについては、小芝課長代理の驚くべき指示に従わなければなりませんでした。

小芝の両親との面談により本郷の人生の軌道がずれ始めて、どんどん思わぬ方向に進んでいきます。

「女性上司の妻になった男」はそれだけの話では終わらず、最後までやきもきさせられる長編エンターテインメント・サスペンス小説です。

性転のへきれきTS文庫には、頼まれて恋人のフリをして両親と会う小説が他にもあります。偽装のカップルです。但し、偽装のカップルの場合は親友の男子が親から押し付けられた見合いを断るために、親友の恋人を装って両親と会うという、TS小説としては王道とも言えるパターンの偽装になっています。


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