男子が女子校生(JC,JK)の制服での通学を強いられる小説

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男子が女子高校生、女子中学生、女子大学生の制服で学校に行くことを強いられる小説には様々なパターンがあります。このうち最も広範囲なのは逆転父母で女子小学生も含まれます。他の項目に分類される小説(例:性を失った少年、HLAの絆)でも主人公が女子学生として登校するものがあり、強制でない場合もあります。

  • 公園のオカマ
    主人公は大学一年生の秋野ゆづる。大学の親友の有田が通学路にある公園で巨大なオカマを見たことが物語の発端。夏休み前のある日の早朝、同じオカマが公園の駐車場のハイエースに乗り込むのを見た有田は、そのオカマが公園の駐車場で車中泊していると考え、一緒に見に行こうと秋野を誘う。オカマを見るために早起きをすることには気乗り薄な秋野だったが、有田に説得されて、翌朝公園に行く。有田の手違いのおかげで巨大なオカマに説教されることになった二人だった。発端は千葉県にある公園だが、物語は福島県の天栄村、白河城、会津若松市、裏磐梯から米沢という南東北を舞台に展開する。
  • 聖地巡礼
    志望の大学に合格してほっとしていた主人公は、同級生の祐奈に誘われて「君の名は」のビデオを祐奈のアパートに見に行く。一緒に見たことで二人の間に予期せぬ感情が芽生え、飛騨古川への聖地巡礼に出かける。二泊三日の短い旅行が人生に衝撃的な変化をもたらすことになるとは夢にも思わなかった。
  • 替え玉受験
    主人公は東京大学理科二類の一年生。高校三年生の芽衣の家庭教師になるが芽衣の成績は受験期に入って失速し、六校の受験が終わった時点で全て不合格。D判定の難関女子大の受験の前日になって芽衣の父親から恐るべき計画を持ち掛けられる。
  • スイッチ
    サッカー部のエースの小笠原は女子にモテモテ。調子に乗りすぎて、先生から集合がかかった時にも気づかずに女子とのおしゃべりに夢中になっていたら、先生から「お前は女子かっ!」と怒鳴られ、翌日からは女子の制服で学校に来いと言われた。小笠原はセンスの良い冗談でその場を凌ごうとするが、それが却って裏目に出る。小笠原のおしゃべりの相手は成績が学年トップの夕子だったが夕子が「私も同罪です。小笠原君を罰するなら私も罰してください」と名乗り出て、「小笠原君が女子になるなら私は男子になります」と主張したのだった。「それならそうしろ」と言われて二人は家に帰るが、先生はどうも本気なようだったと心配になる。相談を受けた二人の母親は「事は重大」と判断し、先生と面談をするため四人で学校に行く。先生、母親と夕子は小笠原が予想しなかったことを合意し、小笠原は背筋が寒くなるのだった。涙なしには読めないシリアスなラブストーリー。
  • 天空の楽園:性別という名のセレンディピティ
    主人公の水上真央は両親の離婚を機に全寮制の栗山セレンディピティ国際学校に入学し、予想もつかない出来事に次から次へと遭遇する。性別とは何か? セレンディピティが真央にもたらしたものとは? 奥鬼怒山系の大自然の中で、二つの命題について模索する高校生活が始まる。
  • 制服はジェンダーレス
    主人公の深村絢が中学三年の卒業式を終えて帰宅すると、母と姉がお祝いのケーキを用意して待っていた。姉も千葉大医学部の後期合格の発表があったばかりで、そのお祝いのケーキだった。父は出張なのか、不在だった。祝いの席で、母から父と離婚したことを知らされて主人公は愕然とする。父に落ち度がある離婚ではなく、夫婦で相談した結果の協議離婚が成立したばかりだった。絢は千葉県の私立高校への進学が決まっており、高校の授業料は父が払う約束だが、それ以外の衣食住の費用は母が働いて工面するとのことだった。母親は専業主婦だったが、法律事務所に事務員として就職し、母姉弟の三人の新しい生活がスタートする。貧しい母子家庭の事情で、母親から押し付けられた無理難題を飲んで入学式に臨んだ絢だったが、同クラスになった中学二年の頃の元カノの玲央と会って愕然とする。玲央は肩まであった髪を男子のように刈り上げ、男子の制服を着て立っていた。
  • フェイク女子高生
    高校生の修平はSNSにフェイク動画を流されてクラスから総スカンを食らう。ホームルームで潔白を訴えてその場は収まったが、悪意の偽ツイートによって親が学校に呼び出される事態に。修平は転校を余儀なくされる。
  • 性別交換シェアハウス
    大学生の佑太は子供の時から自分の性の不一致に人知れず悩んでいた。ある日、大学に行った後、自宅の最寄りの駅の改札の出口で、見知らぬ女性と正面衝突し、佑太は床の上に倒れる。その女性は佑太と同じような背格好だったが、佑太の性別に関する悩みをその場で見抜き、佑太に驚くべき提案をした。
  • ファッション研究会のスカート男子プロジェクト
    五月の連休明けの朝、主人公の男子大学生は大学に通学する公園内の歩道で、自転車を押している二十歳前後の風貌のすぐれない男性が、高校生の制服のような紺のプリーツスカートをはいているのとすれ違う。主人公はそのことを誰かにしゃべりたくて仕方なかった。主人公が所属している「ファッション研究会」でスカート男子と遭遇したことを話すと、それを聞いた部長がある面白いアイデアを提唱した。
  • イケメンなでしこ
    大学一年の榊原学は習志野大学サッカー部のレギュラーだが理想の女性が澤穂希で、自分は岩渕真奈のヘアスタイルをマネしている。丹沢という超イケメンの新入部員が入部し、榊原が指導員に指名されるが、丹沢の加入により榊原のレギュラーポジションが危うくなる。親友どうしの関係に、予想しなかった要因が加わり、更に壮絶な三角関係によって波乱が波乱を呼ぶ展開に……
  • 逆転父母
    耐震性データ偽造事件の責任を取って辞職した枕崎薫は、社会的批判や損害賠償が家族に及ぶことを回避するため、離婚して全資産を妻に譲渡した。無職・無一文となった枕崎薫は、妻の家に居候させてもらう身となる。その日を境に、枕崎薫と葉山有希子(元妻)の関係は百八十度変わるのだった。父と息子ダブルのリアルなTS長編小説。

これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。

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