スイッチ:今日から女の子になりなさい

「スイッチ」の再校閲を機に表紙画像をラノベ的な物に変更し「スイッチ:今日から女の子になりなさい」として改訂再出版しました。まさに「今日から女の子になりなさい」という王道TS小説です。

サッカー部のエースの小笠原君は女子にモテモテ。調子に乗りすぎて、先生から集合がかかった時にも気づかずに女子とのおしゃべりの夢中になっていたら、先生から「お前は女子かっ!」と怒鳴られ、翌日からは女子の制服で学校に来いと言われてしまいました。

小笠原君はセンスの良い冗談でその場を凌ごうとするのですが、それが却って裏目に出てしまいます。小笠原君が一緒におしゃべりしていたのは成績が学年トップの夕子。先生は夕子まで叱るつもりはなかったようですが夕子が「私も同罪です。小笠原君を罰するなら私も罰してください」と名乗り出て、「小笠原君が女子になるなら私は男子になります」と主張したのです。

「それならそうしろ」と言われて2人は家に帰るのですが、先生がどうも本気だったみたいなので小笠原君は夕子について来てもらって家に帰り、お母さんに相談します。お母さんは、夕子のお母さんにも相談した結果、「事は重大」と判断して4人で学校に行って先生と談判します。その結果、お母さんたちは先生と予想外のことを合意し、夕子は喜びますが、小笠原君は背筋が寒くなるのでした。

ここまで読んでドタバタな感じのTSコメディーかな、と思われたでしょう。しかし、これは性転のへきれきTS文庫のの中でも最もシリアスなラブストーリーなのです。これ以上言うとネタバレになるので止めておきますが、涙なしには読めない作品ですので、ティッシュペーパーを用意してから読んでください。

非常にベタな子供向けTS小説のようなストーリーで恐縮です。自分自身子供のようなピュアな気持ちになって小説を書いているうちに、だんだんセンチメンタルになってきて、その調子で最後まで走って書き上げたというのが「スイッチ」という小説の実態です。自分で何度読み返しても最終章では必ず泣いてしまうセンチメンタルなお話しになりました。

さて、この小説の年代設定は1990年の3月から12月で、中3から高1にかけて起きたことを、現代の40過ぎの女性が回顧するという形で書かれています。同年代の方にとっては懐かしい小道具が色々出てきたと思います。携帯もメールもLINEも無い時代の高校生活の方がロマンチックな気持ちになりやすかったのではないかと思いますがいかがでしょうか?


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