監禁されて無理やり女性化させられる小説

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性転のへきれきシリーズは男性の主人公が本人の意志に反して女性化してしまうストーリーが主流となっていますが、監禁されて強制的に女性化させられる小説は意外に少なく、約10作品です。他のカテゴリーの小説と比較すると被虐性が強いものが多いのは事実ですが、必ずしもそうではなく、ストーリー性を重視した作品やホラー小説も含まれています。

バンコク発の夜行列車:異性への旅立ち試読
大学1年の翔太はバンコク旅行中に買い物をしていて20代の美しいタイ人女性ノイナと知り合いになる。ノイナと一緒に過ごすカオサン通り、クレット島、ショッピングモールでのデートは格別だったが、思いもしない落とし穴が翔太を待ち受けていた

幻のウクライナ 試読
ロシア軍のウクライナ侵攻の現実にロシア国内の一般人の視点で迫る怒涛の戦時TSサスペンス小説。来日中のウクライナ人活動家と間違えられてロシア人に拉致されそうになった主人公は身の安全のため警察と協力するが、日本の警察はロシアFSBの敵ではなかった。

異性への逃避行 試読
大学1年生の主人公はジョッギング中に強姦殺人事件の現場を通りかかり、嫌疑をかけられて警察に連行される。あらゆる証拠が主人公が犯人であると示していることに気付き、主人公は警察から逃亡する。

監禁による女性化を耽美的に描いたホラー小説もあります

白馬の騎士:囚われて女にされて 試読
東京都内の会社に勤めていた主人公は退職届を出した帰りに、ヤケ酒を飲みたくて錦糸町をぶらぶらしていたところ「税サ込み4000円ぽっきりで女の子と話ができるよ」という呼び込みに引っかかり、25万円の請求書を突き付けられてびっくり。身ぐるみ剥がされた挙句わずかな預金を下ろせとATMに引っ張って行かれそうになった主人公は店長の股間に膝蹴りを食わせて逃走するが、すぐに取り押さえられて「失玉の危機」に瀕する。そこに現れた「白馬の騎士」に救われるのだが、行く手には苦難の荒波が待ち受けていた。長編ホラーサスペンス小説。

コミカルになるはずのストーリーがとんでもない泥沼に陥る小説もあります。

ポケモンGOにはご用心:女装バイトの罠
主人公の大学生はポケモンGOを毎日夢中でプレイして配信開始40日後にはレベル30に到達するが、四六時中ポケモンGOのことばかりを考えている自分が虚しくなってきた。虚栄心、人より少しでも上に立ちたいという欲望に執着する自分に嫌気がさしてきたのだった。そんな時に「ポケモンGOをプレイするだけでバイト代がもらえる」という募集広告が目に入って応募する。何百人もの応募者から一次審査を通った約40名を対象とした説明会に行った結果、主人公を含む10名が採用されることになる。それはポケモンGO代行業務を行う会社だと分かった。翌朝、主人公はポケモンGO代行会社から顧客のIDとパスワードを受け取ってポケモンGOのプレイを開始する。甘い話に乗ったバイトを始めたところ、知らず知らずのうちにとんでもない羽目になり、あがいているうちに益々深みに入っていく大学生……。

副題が「囚われて女にされて」となっている作品は全てが監禁による女性化を描いた小説です。

行方不明:囚われて女にされて囚われて女にされて 試読
コロラド生まれの米国人ルーベンは東京の大学に留学中に一人でインド旅行に行くが、デリーの汚さに嫌気がさし、コロラドと共通点のある天空の王国ネパール行きのバスに乗る。30時間かけてカトマンズに到着したが、ルーベンはネパール人が自分を見る目が何となくおかしいことに気付く。翌日、ガイド付きの市内観光に出かけた帰りに、ルーベンはとんでもない事件に巻き込まれる。

禁断の鏡:囚われて女にされて 試読
主人公はイギリスのウィンダーミア地方に大富豪の長男として生まれたアーロン。屋敷の敷地内には父親から立ち入り禁止と言われている石造りの古い倉庫があり、ある日アーロンは若い義母のシャキーラと一緒に倉庫を探検し、造り付けの鏡を見つける。義母が鏡に「この世で一番美しい人は誰?」と聞くと、鏡は義母だと答える。その夜、アーロンが一人で倉庫に忍び込み、「この世で一番美しい人は誰?」と聞くと、鏡は驚くべき答えを返す。

モルモット:囚われて女にされて 試読
主人公のルイスは世界的バドミントン選手でイギリス国民のアイドルでにもある25歳の美しい青年。自宅で生後6ヶ月の愛娘をあやしている時に武装グループが乱入してスコットランドの孤島へと拉致監禁される。暴行を受けたルイスがコンクリートの床の上で意識を取り戻した時、ルイスの傍には妻が立っている。

副題が実質的に「囚われて女にされて」の小説は以下の3作品です。

インカの末裔:囚われて女にされて試読
父が亡くなり一人ぼっちになったマイアミ在住のトロイは英国のホテルオーナーに嫁いだ姉ジュリアの元に行く。イングランドの荒涼とした国立公園の中にあるゴシック建築のホテルに辿り着いたトロイはジュリアの夫の手で幽閉される。身の毛もよだつホラー小説。

呪いのバービー人形:今日から女になりなさい 試読
主人公は若くしてジャーナリストとして成功したイギリス人男性。主人公はイタリアに滞在中に誘拐されて荒地にある建物に幽閉される。目に見えない犯人は主人公に謎のメッセージを送り続ける。主人公は解読しようとするが、誘拐された理由が見えてこない。ヒントが少しずつつながって、最終段階に近づいた時に誘拐された背景がやっと見えてくる。

禁断の閉鎖病棟:患者の性別は病院が決める 試読
主人公レイの運転する車が辺鄙な場所で故障する。スマホのバッテリーが切れており、主人公は電話を借りようと徒歩で人家を探す。古い病院のような建物に辿り着き、事務長らしき人物が電話機のある部屋に主人公を連れて行くが、そこで異変が起きる。事務長も看護師もレイをレイチェル(女性の名)と呼び、レイを自分が男性であるという妄想に憑りつかれた女性であるかのように扱う。気が付くとレイは病棟に幽閉されていた。

このカテゴリーで私が最も好きな作品はバンコク発の夜行列車で、これは私のタイへの3度目の旅行がベースになった小説です。

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