禁断の鏡:囚われて女にされて

桜沢ゆう性転のへきれきシリーズの姉妹文庫、日英TS文庫の第七作として「禁断の鏡」を出版しました。SF的というかオカルト的とも言える要素が含まれているホラー・ミステリー小説ですが、TS小説としてはリアル系に分類されると思います。

主人公はイギリスのウィンダーミア地方に大富豪の長男として生まれたアーロン・グリーグです。アーロンは12才の時に母親を落馬事故で失いますが、その一年後に父親が若い美女シャキーラを後妻に迎えます。

アーロンは新しい母親を受け入れて親しい親子になります。敷地内には父親が立ち入りを禁じている古い石造りの倉庫があり、ある日アーロンとシャキーラは倉庫を探検します。倉庫の中はまるで中世にタイムスリップしたような場所で、二人は美しい鏡を見つけます。鏡は人間の言葉に反応するようでした。

シャキーラが鏡に「この世で一番美しい人は誰?」と問いかけると、鏡はシャキーラが最も美しい人だと答えます。

その夜、アーロンが一人で石造りの倉庫に忍び込み、この世で最も美しい人について、より突っ込んだ質問をすると、思いもよらなかった答えが鏡から返ってきたのでした……

イングランドの旧家を取り巻く独特の空気感が感じられて背筋がぞっとするホラー小説です。桜沢ゆうの作品の中でも特にM度の高い小説ですので、そのつもりでお読みいただいた方がよろしいかと存じます。

【追記】「禁断の鏡」の2020年4月改訂版には英語版の全文が付録として収載されています。


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