行方不明:囚われて女にされて

桜沢ゆう性転のへきれきシリーズの姉妹文庫、日英TS文庫の新作「行方不明」を出版しました。原作は “Missing in Nepal : Damsel in Distress, by Yu Sakurazawa”です。

原作の副題は絶望的な状態で捕らわれの身となった女性を意味する用語です。主人公は日本の血が8分の1混じったフランス系アメリカ人の若い青年ですので、この題が何を意味するかは原作の副題から推測される通りです。

徐々に、そして最後には極度に絶望的な状況に追い込まれる主人公の視点でお読みいただけると幸いです。主人公が人身売買業者の手でセリにかけられるシーンは、売られる側の当事者の視点で描かれているだけに迫力があります。

主人公はコロラド生まれの米国人でルーベンという男性です。ルーベンは東京の大学に留学中に一人でインド旅行にでかけます。しかし、デリーの雑踏の不潔さ、灰の中が汚れそうな空気に嫌気がさして、デリーからバスか列車で行ける空気が良い所に遊びに行くことにしました。生まれ故郷のコロラドと共通点のある天空の王国ネパールに行くことを思いついて長距離バスに乗ります。30時間かけてやっとカトマンズに到着しますが、ルーベンはネパール人が自分を見る目が何となくおかしいことに気付きます。翌日、ガイド付きの市内観光に出かけた帰りに、ルーベンはとんでもない事件に巻き込まれるのでした。「行方不明:囚われて女にされて」は日英TS文庫のレーベルですので、TS、性同一性障害、女装、LGBTが重要な要素となった小説であることを予めご承知おきください。

【追記】「行方不明」の2020年4月改訂版には英語版の全文が付録として収載されています。


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