日英TS文庫は桜沢ゆうの英語小説の日本語版で、性転のへきれきTS文庫の姉妹レーベルです

日英TS文庫について

桜沢ゆうはYu Sakurazawaのペンネームで約90作品の英語小説を出版しています。同じプロットを日本語で小説化したものを「日英TS文庫」というレーベルで出版しています。(アマゾンで出版済みのタイトルはこちらをクリック

日英TS文庫プロジェクトは私が作家として生計を立てるために印税収入を少しでも増やしたいという欲得ずくの無邪気な打算により思いつきました。私の発想は単純なものでした。「同じプロットにより日本語と英語で小説を書けば一石二鳥になって効率が倍になる。私は米国在住経験が長いので英語には自信がある。しかし、アメリカの知識人から見ればせいぜい外国人英語の小説しか書けない。そうだ、プロットを英語で書いて、英米人のフリーランサーに小説の本文を書いてもらおう!」

何を隠そう、Yu Sakurazawaの英語小説は英語を母国語とするゴーストライターを起用して書いています。だから英語圏の知識人に有料で提供できる小説になっているのです。編集、校閲段階では原稿が真っ青になるほど加筆訂正し、ライターさんとの間で何往復ものやりとりをして、Yu Sakurazawaの小説になった段階で出版します。(注:「原稿が真っ赤になるまで」と言うのが普通ですが、MS Wordの修正履歴表示機能を使うので青くなります。)

日英TS文庫の最初の小説は2015年4月出版の「第三の性への誘惑」です。英語版の”Enchanted into the Third Gender”は2015年5月に出版しました。日本語版と英語版は同時並行的に制作しました。まず私(桜沢ゆう)が詳細プロットを英語で作成し、アメリカ人のライターにそのプロットによる英語小説の執筆を発注し、日本語版は自分自身が小説を執筆します。英語で書いたプロットは小説最終版の約30%もの長さがある、いわゆる “Chapter by Chapter Plot”でした。アメリカ人のライターから上がってきた原稿には私が大なたを振るい、何往復もの編集を重ねた結果英語版の出版に漕ぎ着けました。

「大なたを振るう」と言うと上から目線のように聞こえますが、決してそうではなく、私の英語力はアメリカ人のライターの足元にも及びません。アメリカ人の男性の性感があまりにもマッチョで、女性化の道を歩む主人公「私」の性感とかけ離れていたので、大なたを振るわないと私(Yu Sakurazawa)の作品にはならなかったのです。

日英TS文庫の2つ目の作品が「性転の秘湯」です。私が英語で作成した詳細プロットをベースに、英語版を女性のライターが書き、同時に私が日本語版を書いて、ほぼ同時に2015年9月に出版しました。欧米人の男性のライターは性感が違い過ぎて前作で苦労したので、第2作目は私と同年代の女性ライターを起用しました。

第3作目以降も同じ女性ライターとのコラボで英語版を作成しました。ライターさんとは著作権を含むすべての権利が桜沢ゆうに属することを規定した詳細な契約書を締結していますが、編集・校閲段階では毎回少なくとも百語以上に変更を加え、著者Yu Sakurazawaの小説として仕上げています。

私の英語の語彙は1万数千語の下の方ですが、彼女は軽く2万語以上の語彙を持つ教育レベルの高いライターであり、私から見ると先生格の人物です。コラボ作業を通してお互いの考えていることが分かりあえる戦友のような間柄になれたと思います。

私が本業の性転のへきれきTS文庫の執筆で多忙になったこともあり、第3作目以降は日本語版が後回しになって英語版を出版した何ヶ月も後で、英語版をベースに日本語版を書くようになりました。忠実な翻訳の場合もあれば、途中で発想が膨らみ乖離する場合もありますが、自分の英語著作物の日本語版なので誰にも文句を言われません。

レズビアンMTFの4小説は彼女とのコラボなくしては書けなかった作品です。私は現世においてレズビアン女性として生きたことがないので、レズビアン女性がMTF女性(生物学的男性)との交流においてどのように考え、感じるのかは推測でしか書けませんでした。彼女はノーマルですがレズビアンの性感が分かる人であり、コラボを通じて私は多くを学ぶことができました。それは性転のへきれきTS文庫の小説を書く時にも随所で役に立っています。

また、ライターさんから原稿が上がってくると私は著者(Author)としてだけでなく編集者の立場で制作に従事することができるのも貴重な経験でした。編集者として小説を見ると小説家としては見えない沢山のアラが見えてきます。

一度、高校を卒業して大学の文学部に入ったばかりのインド人の女の子を中編小説1作あたり50ドルで起用したことがあります。(50ドルなら確実に元が取れます!)インド人なので学校では英語で授業を受け普段の会話も大半が英語で語彙レベルは私より上、しかも読書好き(だから文学部に入った)ですが、上がってきた小説は酷いものでした。英文としては正しくても小説とは何かが分かっていないので、私は編集者として頭に血が上り、怒鳴ったり、なだめすかしたりしながら、自分で小説を3冊書くほどの時間を編集と協議に費やしてやっと仕上げることができたのです。彼女にとっても私にとっても非常に有意義な経験でした。

結局、日英TS文庫プロジェクトは当初の欲得ずくの一石二鳥的なメリットを私にもたらしてはくれませんでした。思ったよりずっと時間と労力がかかったからです。しかし、英語力を含め、日英TS文庫プロジェクトのお陰で私が得たものは非常に多く、その意味では一石三鳥にも四鳥にもなったと思います。

ロマンス・ミステリー系

  • 第三の性への誘惑(英語作品名:Enchanted into the 3rd Gender)
  • 春日温泉の湯守・性転の秘湯 (Slippery Slope in a Hotspring)
  • 忘れな草 (Abigail Resurrected)
  • 舞台女優の秘密 (As You Like It)

ホラー・サスペンス系

  • 過去からの呪文 (Voices from the Past)
  • 禁断の閉鎖病棟 (Forbidden Asylum)
  • 呪いのバービー人形 (Forbidden Memories)
  • 禁断の鏡 (Forbidden Mirror)
  • 父は僕のヒーローだった (My Dad Was My Hero)
  • 行方不明 (Missing in Nepal)

レズビアンMTF系

  • 禁断のインスピレーション (Feminized by Inspiration)
  • 恋のセレンディピティ (Serendipitous Love)
  • あの頃の私はおてんばだった (Once I Was a Tomboy)
  • 最後の障壁 (The Final Barrier)

日英TS文庫は今後更に作品数を増やす予定です。

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