忘れな草:お屋敷の身代わり令嬢

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桜沢ゆうの性転のへきれきTS文庫の姉妹レーベルである日英TS文庫の新作「忘れな草:お屋敷の身代わり令嬢」はTSロマンス・サスペンス小説です。

小学校6年で孤児となった主人公のノアは16歳の時に「忘れな草」というセレモニー専門の参列者派遣会社に就職し従業員寮に入り、先輩社員との同室で、家族のような雰囲気に恵まれる。ノアにとっては心温まる毎日でした。

ある日、ロンドン近郊の古城のような邸宅で行われる十八歳の少女アビゲイルの葬儀に派遣されますが、葬儀の後で、喪主の女性から驚くべき提案を受けます。エミリーブロンテの嵐が丘のようなイングランドの片田舎を舞台とした小説で、独特の雰囲気があるお屋敷が舞台です。

「忘れな草:お屋敷の身代わり令嬢」は2018年2月14日に出版された以下の英語小説の日本語版です。

Title: Abigail Resurrected
Subtitle: The Professional Mourners
Author: Yulia Yu. Sakurazawa

Yulia Yu. Sakurazawaは桜沢ゆうが英語の小説を出版する際のペンネームで、Abigail Resurrectedは彼女の68冊目の英語作品です。

原題を直訳すると「蘇生したアビゲイル」または「アビゲイルの復活」になりますが、主人公の勤務先の会社名である忘れな草を日本語版のタイトルにしました。忘れな草は英語でForget-Me-Notですが、「私を忘れないで」と「真実の愛」という二つの花言葉は本書のテーマでもあります。

桜沢ゆうの作品で英語版と日本語版の両方が存在するのは「忘れな草」が3作目です。

第1作目は「第三の性への誘惑」(英語作品名:Enchanted into the 3rd Gender)です。
第2作目は「性転の秘湯:春日温泉の湯守」(英語作品名:A Slippery Slope in a Hotspring)です。

今後、それ以外の65作品の中で日本語化が適したストーリーの作品について日本語版の制作を行い「日英TS文庫」というレーベルで出版する予定です。

【追記】「忘れな草」の2020年4月改訂版には英語版の全文が付録として収載されています。


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これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。

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