性転のへきれき「かおりの場合」ラブストーリー:今日からOLになりなさい

性転のへきれき「かおりの場合」ラブストーリー:今日からOLになりなさいは1999年3月に「性転のへきれき・かおりの場合」として電子出版された小説です。

「かおりの場合」は性転のへきれきの第2作で、第1作ひろみの場合の1年4ヶ月後にネコミケ(Nekomike)で発売されました。

1997年11月 ひろみの場合「突然の性転換」
1999年 3月 かおりの場合「ラブストーリー」
2000年11月 由香の場合「夫婦スイッチ」
2002年12月 洋子の場合「香港の娼婦」
2003年11月 えりの場合「あなただけが好きだった」

当時、性同一性障害に対する一般社会の認知度は現在と比較にならないほど低いものでした。2001年十月から2002年3月にTBS系で放映された三年B組金八先生で上戸彩さんが性同一性障害の少女(FTM)を演じ、多くの視聴者に衝撃を与えました。

その後、海外先進国の後を追う形で性別変更に関するルールも徐々に整い、戸籍の変更も可能となったわけですが、この小説はそんな時期の前に書かれたものであることを心にとめてお読みいただきたいと思います。

「ラブストーリー」という副題をつけたように、律子先輩へのプラトニックな愛がテーマの小説です。性転換小説にふさわしく、最終的には愛する男性と結婚して別な形の幸せに辿り着くわけですが、律子先輩への恋が強く心に残る小説になりました。

【後記】性転のへきれきTS文庫の小説は逐次再校閲していますが、かおりの場合の第17章の律子との再会のシーンになると涙が溢れます。泣きたくなったら、かおりの場合を読めば100%目的を達成できるので重宝しています。他にもスイッチの最終章とか、泣けるシーンは色々出てきますが、私にとってはかおりの場合の第17章が最もピュアな涙を流させてくれる宝物です。


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