性転のへきれきシリーズの性転換小説について

桜沢ゆうの「性転のへきれき」シリーズはオンライン性転換小説の草分け的存在で、1998年から2003年にかけて性転換ファンタジー作品5作が公開されました。これらはロマンス小説の色彩の強いライトノベルです。

一方、2014年11月に公開されたユキの場合「よじれた戸籍」は性の自己認識の問題を扱う作品で、官能小説レベルの性描写を含むため、Amazonでの出版にあたっては「18才以上の読者を対象」を選択した結果「官能小説・サブカルチャー」に分類されてしまいました。

1997年11月 ひろみの場合「突然の性転換」
1999年 3月 かおりの場合「ラブストーリー」
2000年11月 由香の場合 「夫婦スイッチ」
2002年12月 洋子の場合 「香港の娼婦」
2003年12月 えりの場合 「あなただけが好きだった」
2014年11月 ユキの場合 「よじれた戸籍」

一般的に性転換小説にはファンタジー的なものが多いのですが、性転のへきれきシリーズには、ある日突然男女が入れ替わったり、薬や機械装置で性別が変わるなどの「夢」の要素は無く、登場人物は手術、女性ホルモン、レーザー脱毛などの現実的方法によって、自らの意志で性の変更に取り組み、或は他人の思惑や謀略によって女性化するというのが、性転のへきれきシリーズの特徴です。

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