小説「聖地巡礼」を改訂再出版しました

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桜沢ゆう性転のへきれきTS文庫の新作「聖地巡礼」を改訂再出版しました。原作は第7章まででしたが、改訂版には第8章(400字詰め原稿用紙22ページ相当)が追加されています。

再校閲していてエンディングが物足りないと痛感しました。読者視線で読んでいて、祐奈と別れて出直すことになりましたという所で話を打ち切られると、この話はいったい何だったのだとフラストレーションが残りました。そこで、再出発した自分がどんな気持ちで一歩前に足を踏み出したのかについて、新たな章を追加したのです。

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志望の大学に合格してほっとしていた花坂歩夢は、高校の帰りに菊川祐奈に誘われて「君の名は」のBlue Ray Diskを祐奈のアパートに見に行きます。祐奈とは三年間同じクラスでしたが殆ど会話したことが無く異性として意識したことはありませんでした。

「君の名は」を一緒に見たことで二人の間に予期せぬ感情が芽生え、歩夢と祐奈は飛騨古川への聖地巡礼に出かけます。

3月18日、高速バスを利用した2泊3日の短い旅行が二人の人生に衝撃的な変化をもたらすことになるとは知らずに、歩夢はバスタ新宿で祐奈と落ち合います。


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これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。

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