「偽装のカップル」の表紙カバーを重要シーンに合わせた画像に変更し、その画像の服装や髪形に合うように小説の本文に数百文字単位の加筆修正を行い改訂再出版しました。ストーリー自体は同じですので重複購入にはご注意ください。
「偽装のカップル」は主人公の佐藤楓(大学4年生の男子)と、高校のサッカー部以来の親友である朝比奈豪太の物語です。豪太は地方の大企業家の跡取り息子ですがメインバンクの頭取に気に入られており、頭取のお嬢さんとの結婚を迫られ、逃げ回っています。ブサイクな娘さんではなくミス福島で上位に入ったスタイル抜群の美女なのにどうして嫌がるのか?もしかしたら息子はゲイではないかと心配をした豪太の両親が上京することになります。
豪太は結婚予定の彼女を見せれば両親も諦めるだろうと考え、楓に女装をして両親との会食に出てくれと頼みます。
そんな感じの、性転のへきれきTS文庫としてはごく当たり前の成り行きでスタートする小説なのですが、いくつかのどんでん返しが控えている波乱万丈のお話ですので、ご期待の上でお読みください。
性転のへきれきTS文庫には他にも、恋人・婚約者のフリをして両親に会ってくれと頼まれ、女装をしてレストランに行く話があります。女性上司の妻になった男です。女性上司は子供のころからレズで両親も娘がレズだとしっています。そんな女性上司に頼まれて部下の女子社員の恰好をして両親に会いに行きます。女性上司は親に紹介したうえで、実は部下の女子社員ではなく美少年タイプの男子社員だと真相を明かし、親は自分の娘がついに男性と結婚する決心をしてくれたと大喜びします。勿論、性転のへきれきTS文庫の小説なのでそんな話では終わらず、そこからどんどん話が予想外の方向に進展して主人公は抜き差しならぬ羽目に陥ってしまいます。
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。