世界維新:女性が全てを支配する日

桜沢ゆうの性転のへきれきTS文庫の小説「世界維新:女性が全てを支配する日」が発売されました。

この小説は「女性が全てを支配する日」(2016.1出版)をWITノベルコンテストに応募する目的で再構成した作品です。原作と比較すると、序章が削除された等、構成は大きく異なりますが、ストーリー自体は原作とほぼ同じですので原作を購入済みの方は、「世界維新」を購入されないようお勧めします。キンドル・アンリミテッド会員の方は是非「世界維新」をダウンロードしてあの興奮をもう一度味わっていただければ幸いです。

静岡県のサッカー少年でチームのエースだった杉村美瑠久は準決勝の前半に得点をあげるのですが、その直後にアタックした際に出血して中途退場します。病院での診断は美瑠久の人生に根本的な変化をもたらします。

その一年後、中東での紛争で使用された「ある兵器」が予期せぬ変化を遂げ、数週間のうちに地球の人口の約50%に「外観では分からない小さな変化」をもたらします。その変化は数か月の間に世界を静かに、自然に、そして不可逆的に変革するのでした。

これは杉村美瑠久が少年から大人になるまでの生活的視点を通して「世界維新」と、はかなく美しい恋を描くSFエンターテインメント小説です。

「世界維新」は性転のへきれきTS文庫の他の作品と比較するといくつかの相違点があります。

  •  主人公が男性ではないこと。
  •  性交描写が殆ど無いこと。
  • 情感描写、情景描写が非常に少なく、事実がニュース報道のように語られていること。

今回の改訂で苦労した点は世界情勢の変化です。原作の執筆時点ではヒラリー・クリントンが大統領になるのがほぼ確実に見えましたが、ふたを開けてみれば男性のトランプ大統領が誕生したので、イスラム国の女性総統、EU代表と米国大統領という女性リーダー3人が世界維新のボタンを押すというストーリーが崩れてしまいました。この点はイスラム国総統が米国に対して全権委任代表(女性限定)の派遣を要請したという、苦しい設定に変更しました。そのイスラム国もラッカ陥落が起きたので、2017年11月末時点では少し無理がある状況になりました。

残念ながらこの小説通りの「世界維新」が起きる可能性は決して高くないので、いずれにしても史実とは解離することになりそうです。


  • 購入はこちらから
  • 立ち読みコーナーで試読したい方はこちらをクリック

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です