性転の秘湯:春日温泉の湯守

  • by

桜沢ゆうの性転のへきれきTS文庫の小説「性転の秘湯:春日温泉の湯守」は八ヶ岳連峰の北側に位置する春日温泉にあると言われる性転の秘湯に関する、身体と心が温まるTS秘話です。

性転のへきれきTS文庫の読者なら一度は訪れたい秘湯だと思います。本書には鹿曲川沿いの断崖の間際にある秘湯への道順が具体的に記述されています。(注:本書はフィクションです。)

「春日温泉の湯守(性転の秘湯)」は日英TS文庫の作品で、英語版の題名は”A Slippery Slope in a Hotspring”です。海外のTSファンにもご好評をいただいています。【追記】2020年4月改訂版には英語版の全文が付録として収載されています。

私は温泉が大好きで、少なくとも2時間をかけて楽しむことにしています。この小説は春日温泉の露天風呂でプロットを(頭の中で)書き上げたものです。

春日温泉は美肌の湯として有名です。お肌に優しい泉質ですが、本当にしっとり、さらさらの肌になり驚きます。露天風呂は少し異なる造りの岩風呂が2つあって交互に男湯・女湯として使用しているそうです。私が行ったのは六角形の屋根のある方の岩風呂で、風呂から和風の落ち着いた建物を見たときの光景が非常に美しいと思いました。37.4度という低めの温度なので、たっぷり2時間浸かりっぱなしでも平気でした。

この小説を読んで、秘密の動物の湯にも行きたいと思われた方は、春日温泉に2,3泊されればチャンスが訪れるかも知れません。ただ、ホテルの露天風呂の奥を流れる鹿曲川の手前は崖が切り立っており、野天の秘湯までの川沿いのけもの道は非常に危険ですので、主人公の真似をすることはお勧めできません。


  • 購入はこちらから
  • 立ち読みコーナーで試読したい方はこちらをクリック

これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です