桜沢ゆうの未来シミュレーター・シリーズの第1弾の小説「危険な誘惑」は2015年5月26日にAmazonで発売されました。
【危険な誘惑のあらすじ】
あなたのファンタジーや深層心理にある願望がひとつひとつ実現されたら・・・・。
主人公の28歳のOLはある日、未来シミュレーターと出会い、自分の小さなファンタジーがコミカルな形で実現された世界に飛び込みます。
それは親友の女性を巻き込む結果を招き、2人の女性は新たな世界に送り込まれてしまいます。
その奇妙な世界は主人公の潜在意識に潜んでいた願望が危険な形で実現された世界でした。
ストーリーが進むにつれて、未来シミュレーターによって主人公が送り込まれる3つの別世界と現実の世界は境界が薄れ、重要度の差がなくなってきます。
最後に送り込まれる世界で、主人公は完全に未経験でチャレンジングな状況に置かれますが、しっかりと前を向いて未来へと羽ばたきます。
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危険な誘惑は28才のOLの目を通して、女性にとっての快感とは何かという質問に対する答えを究極まで問い続ける、新しい形のシリアス・エンターテインメント作品です。
秋葉原を舞台として軽快なタッチで始まるストーリーを楽しく読み始めると、あっという間に未来シミュレーターが展開する世界に引きずり込まれてしまいます。
あなたは、どんな現実よりも現実的なその世界に足を踏み入れると、身動きできなくなってしまうことでしょう。
元々Mな女性読者を想定して書かれた作品ですが、男性読者の心に潜む願望を思わぬ方向に開花させる可能性がある衝撃の作品です。
ストーリーの後半では性同一性障害の本質が白日の下にさらされます。
官能小説として書かれた小説ではなく、シリアスな作品ですが、結果的に性に関する記述が多くなったためAmazonではR18扱いでの登録といたします。
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