最後の障壁:レズビアンMTFロマンス三部作の第3弾

日英TS文庫でレズビアンMTFロマンス三部作の第3弾の桜沢ゆう「最後の障壁」とその原作の “The Final Barrier” (著者:Yu Sakurazawa)を同時に出版しました。

これにてレズビアンMTFロマンス三部作が完結します。

1. 恋のセレンディピティ “Serendipitous Love”
2. あの頃の私はおてんばだった “Once I Was a Tomboy”
3. 最後の障壁 “The Final Barrier”

三作品は独立した3つの小説であり、筋に関連はありません。いずれも主人公の女性「私」の第一人称で、レズビアンの女性としての性感と感性により描かれていますが、「最後の障壁」だけはMTF女性(元男性)のトリシュナが主人公の女子校以来の親友として、最初から登場します。

トリシュナの心の動きは「私」の推測により表現されますが、必ずしも推測が正しいとは限らないし、トリシュナが自分の本心を理解しているのかどうかも確かではありません。「最後の障壁」を二度目に読むときは、トリシュナに感情転移をしてトリシュナの目を通して振り返ると面白いと思います。

レズビアンの女性の第一人称で小説を書くのはひとまずこれで打ち止めにして、次作からは再び「僕」の第一人称に回帰する予定です。

同時発売の英語小説The Final Barrier はAmazonからKindle Unlimited扱いで出版されますので、Kindle Unlimitedメンバーの方は英語版もお読みいただけると幸いです。

表紙画像を見て推測するよりはシリアスな作品で、LGBTの当事者の心情や微妙な心の動きを描きたいと思って三部作の最後に持ってきました。

【追記】「最後の障壁」の2020年4月改訂版には英語版の全文が付録として収載されています。

【レズビアンMTFロマンス三部作以外のレズビアンMTF小説】

レズビアンの女性「私」の第一人称で書いた小説は、レズビアンMTF三部作以前にも1冊ありました。それは禁断のインスピレーションです。イタリアの女流作家アリシアの視点でイギリス人の男子高校生のFeminizationを描いた日英TS文庫の小説です。

性転のへきれきTS文庫の小説の殆どはMTF(生物学的男性)「僕」の第一人称で書かれており、そのMTFの相手役がレズビアンの女性である作品の代表は女性上司の妻になった男合コンはB案で会社の中の境界線及び続編があります。これらはすべて「僕」の視点でレズビアン傾向がある女性を描いたTS小説なので、趣(性感、感情)が根本的に異なります。女性がMTFの人をどのように見ているかということに興味がある方にとってレズビアンMTF三部作と禁断のインスピレーションは参考になるのではないかと思います。


  • 購入はこちらから
  • 立ち読みコーナーで試読したい方はこちらをクリック

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です