英語小説90作品を全面改訂しました

約3カ月ほど新作を出版せず、性転のへきれきのHPにも新たな投稿をしませんでしたが、新型コロナでダウンしていたわけではなく、英語で出版済みの小説90作品の校閲、フォーマット変更、表紙の全面改定の作業に没頭していました。やっと全90作品の改訂再出版を完了してほっと一息をついたところです。

これまで英語版は英語圏向けに別のウェブサイトを作って、そこにAmazon.comのリンクを収載していました。Amazon.comで出版すると全世界のAmazonのサイトで購入できるようになるのですが、アマゾンジャパンでKindle Unlimitedの登録会員になっている方がAmazon.comのリンクをクリックしても無料で購読できませんでした。今回はAmazon.co.jpのリンク集を性転のへきれきウェブサイトに収載し、アマゾンジャパンのKindle Unlimitedの会員の方が、ワンクリックで無料購読できるように工夫しました。

これをクリックすると英語小説90作品の表紙画像集が表示され、画像をクリックすることによりその小説のAmazon.co.jpの「Kindle洋書」のページをご覧いただくことができます。Kindle Unlimitedの会員の方は「読み放題で読む」をクリックして無料で購読でき、またそうでない方も、当該ページの表紙画像をクリックすることにより、その小説の冒頭から約10%を試読することができます。

今回の校閲においてはpunctuationを統一することに注力しました。Puctuationとは句読点、引用符、?!:;の類です。Stranded Cruise(座礁クルーズ船)の一節を例にとると、

“Yulia, are you hiding anything from me?” she said, “If so, tell me the truth.”

“Cathy, I have a confession to make,” I said not looking at her, “You may not believe me but please don’t panic.”

1行目のCathyの言葉で、…from me?” she said, “If so… の sheは小文字で、saidの後に必ずカンマが入り、If以下は独立したsentence なのでIfのIは大文字です。2行目のYuliaの言葉で …to make,” を make”, と書くスタイルも存在しますが、現在の世界的な主流は make,” になっています。英文表記スタイルは世界的に各種存在するのですが、小説やノンフィクションの世界ではニューヨークタイムズのスタイルがガチ主流になってきました。Elipsis(…の類)emdash (—)の使い方などは、ニューヨークタイムズのスタイルについて「ガチ主流」になったとは言い切れないと思います。

私の英語小説の出版は2014に開始し、そのころ今ほどにはニューヨークタイムズのスタイルが主流とは言えず、私もあまり気にしていなかったのですが、日本語小説の表記(字下げ、――、……の使い方等々)と同様に(あるいはそれ以上に)スタイルを統一する必要を感じていたので、過去の作品を全て校閲することにしたのです。

勿論、文法チェックにも神経を使って校閲したので、今回の改訂により、英語圏の読者から見て欠点の少ない小説になったのではないかと自負しています。

表紙画像は半分以上を新しいものに変更し、タイトル、サブタイトル、シリーズ名に関してもマーケティングの観点から全面的に手を入れました。このうちタイトル(題名)を大きく変更するとAmazonの改訂版審査でストップがかかるので微妙な変更しかできませんが、サブタイトル、シリーズ名は全面的に再考して読者から選びやすくなるよう工夫しました。

英語小説のペンネームは Yu Sakurazawa から Yulia Yu. Sakurazawaに変更しました。Yu というファーストネームを見て中国人と思う人が多いらしく、また検索でも Yuだけだと Youの誤記と解釈されるようで、キーワード的に損な名前だと分かったので、Yulia Yu.という東欧によくある名前にしたのです。(Yu.はミドルネームですが、何故か Yuliaによくあるミドルネームのようです。)座礁クルーズ船の主人公の名前だとお気づきの方もいらっしゃると思いますが、私の好きな名前です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です