桜沢ゆうの性転のへきれきシリーズ新作小説「採用面接」が出版されました。オフィスものでリアル系のTSエンターテインメント長編小説(15万6千文字)です。
主人公は二十六才の佐倉恵斗という商社マンです。恵斗は新入社員の時に海外研修生としてをニューヨークでの勤務を経験し、次回は正式の駐在員としてニューヨークで働きたいと熱望しています。しかし、研修から帰国後は国内関係中心のグループに回されて、いつになったら海外に出られるのかと焦る毎日です。
そんな時、取引先の企業がニューヨークの企業を買収し幹部としての派遣要員を募集中とのことで、誘いを受けた恵斗は喜び勇んで転職を決意します。
恵斗は大学三、四年の就活で圧迫面接を含む理不尽な採用面接を経験しており、採用面接は苦手なのですが、この小説の中で恵斗は四度にわたる採用面接を経験することになります。そのうちの一度は採用側の立場での面接です。四度の面接は恵斗が予想すらしなかったほどの絶頂とどん底をもたらします。怒涛のように押し寄せる幾多の困難が恵斗を打ちのめすのですが……
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。