桜沢ゆう性転のへきれきシリーズの新作小説「スタア」が発売されました。
「スタア」は性転のへきれきシリーズでは初めての芸能界を舞台とした小説です。
主役は西口アリスというシンガーソングライター。ファッションモデル出身で女優としても活躍しています。九頭身の長身でファン層の八割が若い女性です。
主人公は西口アリスの大ファンの大学二年の男性です。いわき市で開催された野外コンサートに姉と一緒に参加するのですが、姉がそのコンサート会場でアーティストが着替えの後に出てくる裏口に関する情報を友人から入手したと聞き、姉と二人でその裏口で西口アリスを待ち伏せします。折り悪く、アリスに危害を加えようとする女子高生グループがいるとの情報を得ていた開催者がボディーガードを裏口周辺に配備していたので、主人公と姉はボディーガードにつかまってしまいます。
そこにアリスが姿を現し、不審者として捕まった二人と顔を合わせます。そんな状況での出会いによって、燃えるような恋の火ぶたが切って落とされるのでした。
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。