桜沢ゆう「未来を生きる少女」の改訂版をAmazon及び楽天Koboで出版しました。
桜沢ゆうの小説の殆どは男性が主人公なのですが、「未来を生きる少女」の主人公は表紙画像のような感じの、ごく普通の女子高生です。
「ごく普通の」というのは正確ではないかもしれません。芽衣(主人公)はふとしたきっかけで自分のちょっとした予知能力に気付きますが、それがきっかけでイスラム国の日本でのテロ、北朝鮮からのミサイルの迎撃などという深刻な課題に当事者として向き合うことになっていきます。
国家的な大問題を女子高生の生活視点で描くのが性転のへきれきTS文庫らしいところです。
性転のへきれきTS文庫のレーベルの全小説にはTS、性同一性障害、女装、LGBTが重要な要素として含まれていますが、「未来を生きる少女」の場合は主人公ではなく、親友の兄弟がその役割を担っています。
ストーリー自体は初版から変化がありませんので初版をAmazonで購入済みの方はご注意ください。
私はエスパーだった!
ある女子高生の超能力の活かし方
高校生の深沢芽依の学校からの帰り道、頭の上にドングリが落ちてきた。ドングリはあく抜きをすれば食べられると田舎の叔母に聞いたことがあったので、ドングリを沢山集めることにした。地面に落ちたドングリでは汚いので、木から落ちてくるドングリをキャッチしようと思いついた。しかし、実際にやってみたところ、いつどこに落ちてくるか分からないドングリを手でキャッチするのは至難の業だと判明した。ドングリキャッチを試行錯誤しているうちに、芽依は自分が超能力を持っているということを発見する。
この超能力をどう役立てればよいか? 芽衣は色々考えたが適切な使い道は思いつかなかった。そんなある日イスラム国のテロの可能性が高い爆破事件に遭遇して超能力のお陰で事なきを得るが、その時から芽衣の生活は一変する。
【カテゴリー】SFミステリー・サスペンス、 【キーワード】イスラム国、テロ、予知能力、性転換
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桜沢ゆうの作品については拡大試読版(全体の30%~50%が収載されています)を楽天「前編・無料」及びAmazon「前編、0円~99円」で順次公開しますのでご利用ください。
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。