桜沢ゆう・性転のへきれきシリーズ新作小説「性転の泉」(英語名:Spring of Reincarnation)は、泉(温泉/冷泉)の水に一定時間以上さらされると、若返るという、秘密の泉を題材にした小説です。
その若返りには副作用があります。性が変わるのです。
Reincarnationとは輪廻・転生を意味する言葉で、単なるrejuvenation(若返り)とは異なります。今回の小説ではreincarnationを「性転」と称しています。
「春日温泉の湯守」に出てくる性転の泉は、ある露天風呂(実在する露天風呂をモデルにしています)に入った後で、更に山の中に分け入った秘密の温泉(動物たちしか入らない美しい天然の泉)に入ることにより、「性転」の効果が現れて、例えば60才の男性が20才の女性に変化するのです。
「春日温泉の湯守」の日本語版は9月末頃出版できる予定です。待ちきれない方で英語を苦にされない方は英語版をお読みください。
実は「性転の泉」は英語小説が先行しており、既に以下の小説を出版済みです。
“Spring of Reincarnation” series
- The Triumphants and The Infradigs, 8/25/15.
- Dreams Don’t Die, 8/19/15.
- Queen Lysandra, 8/13/15.
- Eve of the Arcane Waters, 7/27/15.
“Eve of Arcane Waters”が性転の泉の第1弾で、ヒマラヤ山麓にある天空の秘湯が舞台になっています。
第2弾の”Queen Lysandra”は古代エジプトの女王の墓を研究する考古学者の教授がピラミッドの中で発見した聖水を飲むことによって、若い頃の女王になるという、タイムトラベル要素の入った小説です。
第3弾の”Dreams Don’t Die”は秘密のヤシの木の樹液から作った発酵酒を飲むことにより65才の男性が若い美女になります。インドのゴアのポルトガル系住民を扱うエキゾチックな小説です。
第4弾の”The Triumphants & Infradigs”は、ある男尊女卑の国で、男性の横暴の酷さにブッチギレタ女性(絶対君主の妻)が、魔女の力を借りてクーデターを起こします。国の男性全員を秘密の泉に導いて若い女性に転換してしまうのです。元々女性だった人々(勝利者層)は男性が性転換された女性(敗者層)に、以前自分たちが受けて来た屈辱を倍返しします。敗者層の女性は身も露わな服装で奴隷として扱われ、強姦(ダブルディルドー)やあらゆる性的屈辱に耐える毎日を送ります。
なお、英語小説を出版し始めた経緯については、こちらの記事をご参照ください。
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。