桜沢ゆうの性転のへきれきシリーズの小説、 ユキの場合「よじれた戸籍」は11月11日ポッキーの日の夜にAmazonから出版されました。11月11日は中国では独身の日(1111、イーイーイーイー、ピン芸人ならピンピンピンピンですね)という縁起の良い日で、私にとって良い一日でした。
今朝Twitterで「性転のへきれき」で検索すると、Amazon Kindleブックスの官能小説のカテゴリーで上位にランクされていました。うれしい!
でも「官能小説」ですって!
ユキの場合以外の書籍でランクインしていた本はエロ小説やエロ漫画ばかりがでした。
ううん・・・複雑な心境です。
性転のへきれきは、性同一性障害や性転換に正面から真面目に取り組む小説で、「純文学です」と言い続けてきたのに。
特に、ユキの場合は実際に性転換した場合の苦しみや葛藤を本当に真剣に描いた文芸作品なのですが。
同人の方の批評にも書かれた通り、前5作品ではアッサリ気味だった性的シーンが濃厚になったのは確かです。性転換による身体の変化が精神や心理にどのように影響し、それに伴って心理状態や性感がどのように変化するのかを、一般のノーマルな男性や女性にも理解されやすいように留意して書きました。
また、一般女性向けの官能小説サイトにも取り上げられていましたので、多くの女性からエロ小説としてでも読んで頂ければ、女性のTSに対する理解の助けになればいいな、と嬉しく思いました。
[結論] 官能小説家と呼ばれるのも楽しいかも・・・