11月19日にAmazonで出版された桜沢ゆう・性転のへきれきシリーズ新作小説「女弁護士に愛された男」の売行きが好調です。先ほどカテゴリー別のランキング(1時間ごとに更新される)をチェックしたところ以下の通りでした。
- 8位 ─ Kindleストア > Kindle本 > ラノベ・BL > ボーイズラブノベルス
- 26位 ─ Kindleストア > Kindle本 > 文学・評論 > 評論・文学研究
- 31位 ─ 本 > 文学・評論 > 文芸作品 > 評論・文学ガイド > 日本文学
Amazonには「TSノベル」というカテゴリーはないので、ピタリではないものの全くピント外れで無いカテゴリー「ボーイズラブノベルズ」では性転のへきれきの新作は一定期間必ず上位(10位以内)に入るのですが、今回の注目はAmazon(Kindleを含む全売上)の「文芸作品 > 評論・文学ガイド > 日本文学」の31位に入っているという点です。「女弁護士に愛された男」前後の作品を見ると:
- 25位 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)村上春樹
- 29位 レ・ミゼラブル ビクトル・ユーゴー
- 32位 全訳 源氏物語
Amazonのカテゴリーは、出版時に著者が指定するカテゴリーと、Amazonが勝手に振り分けるカテゴリーがあり、Amazonが「女弁護士に愛された男」を「日本文学」に入れてくれたと言うのは喜ばしいことだと思います。
【後記】本書のタイトルは「女弁護士に嫁いだ男」に変更されました。
これは性転のへきれきTS文庫、日英TS文庫、その他の桜沢ゆうの出版物を紹介するHPと桜沢ゆうのブログを兼ねたサイトです。桜沢ゆうは千葉県在住の作家で、1997年に処女作「性転のへきれき(ひろみの場合)」を出版して以来創作活動を続けており、数多くのロマンス小説、ファンタジー小説、サスペンス小説、ソフトSF小説などを出版しています。作品の多くは性同一性障害、性転換のテーマを扱っています。小説の分類としてはTS小説が多く、その他は純文学となります。