女流作家 田吾作:今日から女の子になりなさい

桜沢ゆうの性転のへきれきTS文庫の「女流作家 田吾作:今日から女の子になりなさい」を改訂再出版しました。再校閲をしていて、主人公に次から次へと災難が襲い掛かる様子がコミカルタッチかつリアルに描かれているので、主人公になった気持ちで最後まで一気に読める小説だなと我ながら感心しました。予想外の展開がいくつも起きる長編です。

主人公は美少年系の大学生の森村田吾作ですが、親から田吾作と命名された結果、子供の時から恥ずかしい思いをしてきました。大学では演劇部に所属して台本を書いており、趣味で小説を書いています。

ある時、沙織という名前の女性が主人公の小説を書き、出来が良かったので、なでしこ賞という文芸コンテストに森村沙織というペンネームでラブロマンス小説を応募しました。大学での前期の試験もあって応募したことをすっかり忘れていたのですが、ある日飲み会が終わって帰宅すると、留守中に出版社の人が家に来て文学賞の大賞を受賞することになったことが分かりました。ところが、その文学賞は女流作家だけが対象であり、もし性別訴訟で応募したなら訴訟も辞さないと言われ、田吾作は窮地に陥ります。訴訟を逃れるには森村沙織という名前の女性として授賞式に出席するしかありません。賞金の50万円が入ったら家計が助かると母親からもプレッシャーがかかり、田吾作は姉と妹の助けも得て、女装をして授賞式に出ることを決心しました。

男性が女性のペンネームで書籍を電子出版した結果、女装せざるを得ない羽目に陥るという小説は「女流作家田吾作」が初めてではありません。

今日からOLになりなさい!私はこれで会社を辞めましたという小説では男性サラリーマンがナナピーというペンネームで「ポケモンGOには気をつけて」という小説を出版し、「ポケモンGO・私はこれで会社を辞めました」という実話小説を書いたことで大問題を引き起こしました。

仮面小説家ではサラリーマン作家がコミック作家とのコラボのためのコンベンションに参加し、ある出版社から「失われたアイデンティティー」の出版とTVドラマ化の提案を入手して、どんどん話が前に進みました。

リアルな小説を書くことが桜沢ゆうのモットーなので、電子書籍作家が主人公の作品が何冊かあるのは妥当だと思いますが、主人公が書いた小説の中に桜沢ゆうと同じタイトルの小説が出てきたりして、書いているとリアルライフとごちゃごちゃになって何が何だかわからなくなることがあります。


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2件のコメント

  1. ありがとうございます。とても励みになります。アマゾンのカスタマーレビューにも書き込んでいただけるとありがたく存じます。よろしくお願いいたします。
     ゆう

  2. オンナ道againから来ました。
    ゆかっちさんが言うように、女流作家田吾作最高でした!

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