プロの作家が明かす 売れる小説の書き方 | 性転のへきれき

プロの作家が明かす 売れる小説の書き方

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小説しか書かないはずの桜沢ゆうが書いたハウツー本「プロの作家が明かす 売れる小説の書き方」のご紹介です。

小説を書いてKindle出版する方法を書いたノウハウ本ですが、小説を始めて書く人が、どうすれば長編小説を書くことができるか、という点に的を絞ったユニークな本です。

「電子出版する方法」のハウツー本は数多く出版されていますが、「小説はどうやって書くの?」ということを教えてくれる本は滅多にお目にかかれません。

桜沢ゆうが実際に性転のへきれきシリーズの小説を書く際のノウハウを明かしながら解説した本です。

 

【試読コーナー】

はじめに

事務局の意見に押されて「プロの作家が明かす・・・」という表題での出版となってしまい、少し気恥ずかしく感じています。

というのも、私が小説で食べていけるようになったのは最近のことで、それまではとても「作家」として自己紹介できる状況ではありませんでした。勿論食べていけるといっても、サラリーマンの方のように安定した収入があるわけではなく、毎月少なくとも生活保護レベルよりは上の収入が得られるようになったという程度なのですが、今は「小説家 桜沢ゆう」という名刺を差し出すことに戸惑いを感じなくなりました。

小説家として世間で認知されるベストな方法は、コンクールに入賞することです。今なら芥川賞とか直木賞とかに入賞すれば、入賞作だけでなく、既に書いた小説や、これから書く小説も桁違いの売り上げとなることが確実です。芥川賞・直木賞以外にも出版社などが主催するコンクールは数多くあり、地方自治体が主催する賞などを含めると、入賞することは不可能と諦めてかかる必要はないのですが、コンクールを狙う方法には決定的な難点があります。未発表作品しか対象としていない賞が大半ですので、せっかく書いた小説を、何ヶ月も出版できないということです。

コンクールには日本中の作家や作家の卵たちが精魂込めた小説が何百・何千と応募されるわけですから、仮に魅力的な作品でも、その時の審査員が拾ってくれなければどうしようもありません。確率的に言うと、コンクールだけを狙う小説家は、99%以上が一生日の目を見ないことになる可能性が高いのではないでしょうか。

20世紀の作家志望者の大半は、一生日の目を見ることなく夢を追いかけたり、退職金のうち数十万円をかけて自己出版して自分が生きたささやかな証にしたのです。

そんな状況は1990年代の後半に一変しました。電子出版時代の幕が開けたのです。自分のウェブサイトで次作の小説を簡単に開示・無料出版できるようになったのはインターネット時代が日本でも幕開けした1990年代半ばからだと思いますが、1990年代後半にはシェアウェア販売業者に個人が電子出版物の販売委託を出来るようになりました。

性転のへきれきも1997年11月に「ネコミケ」という電子出版物の販売委託サイトに「ひろみの場合」の初版を載せて頂きましたが、(理由は覚えていませんが)ネコミケが使えなくなって、Pipenetという業者に委託し、その後有名なシェアウェア業者のVectorに移管しました。2010ごろには個人の電子出版の選択肢が増え、DL-Marketへの委託に切り替えましたが、2014年秋にAmazonのKDP (Kindle Direct Publishing)に全面的に切り替えました。

そんな切り替え作業は私自身が実施したわけではなく、同人の事務局の詳しい方がその都度ベストな方法を選択され、私はいつもよろしくお願いしますと申し上げていただけですが、私にも知識がついてまいりまして、今後はAmazonのKDPがベストであると読者の方にもお勧めしたいと思います。(その理由は後ほどご説明します。)

本書では、まだ小説を書いたことがない方に「売れる小説」はどうすれば書けるかという手順をお教えし、AmazonのKDPで出版する方法と留意点、及び出版後の販売促進方法についても、私自身の体験を交えながら開示させて頂きます。

内容(目次)

  • 売れる小説の最低要件
  • 小説を書く手法
  • ストーリーアークの組み立てについて
  • 人物設定の具体性
  • 年月日の設定の重要性
  • 服装のディテールの大切さ
  • 作家の名前と性別
  • ゴーストライターの起用について
  • 小説を書くためのソフトウェア
  • 表紙画像の作成
  • Amazon KDPで出版する
  • 販売促進

あとがき

「プロの作家が明かす、売れる小説の書き方」
という仰々しいタイトルの本ですが、お楽しみいただけましたでしょうか。

私が初めて小説を書いたのは高校3年の時でした。受験勉強をしていた私の頭の中に「美しい終末」という妄想が浮かびました。その終末というのは、世界の終りです。

それは昆虫で、地球外生物だったと思うのですが、夕焼けの空の地平線が真っ黒になり、「ブーン」という羽音が遠雷のように近づいてくるのです。もう何時間か経てば私が居る場所はその昆虫の群に包まれるのです。

丁度その頃、誰かからもらった400字詰め原稿用紙形式の日記帳のようなものが手元にあったので、私はその美しい終末のシーンを文章にしました。2000~3000文字程度の小品が出来上がり、「私は小説を書いたんだ」という満足感に包まれました。

残念ながら、その後何度かの引越の際にその日記帳はどこかに行ってしまい、高3の私がどの程度の文章を書いていたのかは不明です。その時には素晴らしい作品を書いたと思いこんでいました。

それから数年後に実際に小説を書き始めたのも、高3に小品を書いたことが契機になったのだと思います。

性転のへきれきシリーズも最初の4、5作は、プロットなしで第1章からガンガン書いてその勢いで最終章まで突っ走りました。若さのお陰でしょうか。その後色々事情があって10年間の休筆期間の後、2014年4月から本格的に再開したのですが、いずれコンクールに入賞できる作品を書きたいという欲が出てきたので、色々なパターンの長編小説に挑戦しています。

Amazonだけで飢えずに生きていける売上が何ヶ月か続くようになり、それが主な収入源であるという理由により「プロの小説家」と自称するのは、本当のプロの方から見れば嘲笑に値することかも知れません。(今は自分自身の収入に頼らなくても生きていける状況になったのでハングリー精神は期待できないのですが・・・。)

そんな状況で「ゴーストライターを起用して英語で小説を出版する(自分で英語で書いた4万文字の短編を倍以上に膨らませる作業をゴーストライターに依頼する)という突拍子もないプロジェクトを思いついて実行したり、最近出版した「飛び降りたニューハーフ」や「第3の性への誘惑(日本語版)」でも、長編小説を書くための色々なテクニックについて実験的に取り組んでいます。

最近、ある友人から「自分が書いた小説を電子鵜出版したいんだけど、どうやったらいいのかしら?」と相談を受けてアドバイスをする機会があり、初心者の方が陥りやすい過ちや誤解があるんだな、と思い当たりました。

そこで、これから小説を書こうという人が、遠回りをしないように、自分のノウハウを本にしよう、と思い付きました。そこで一気に書き上げたのがこのハウツー本です。お役に立てていただければ幸いです。

Amazonの販売ページはこちら

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